長らく加入していた都民共済を解約しました。
加入していたのは入院保障2型(月掛金 2,000円)で、入院に特化した保障内容で、いわゆる「生命共済」に分類される共済です。

加入したきっかけとしては、過去に体調を崩して入院や手術をしたときがあったので、収入が途絶えたときに備えての加入だったと記憶しています。
解約を考えたきっかけ
今年の春に、副鼻腔炎の手術をしました。
手術に伴い1週間ほどの入院があり、これらに対する共済金を受け取りました。
入院 + 手術 で約15万円、共済金は10万円でした。
(今回は個室にしたので+10万円ほど掛かったが保障の対象外)
過去にも保険金を受け取ったことがあったのですが、久し振りの共済金の受け取りのタイミングだったので、ここで見直してみることにしました。
見直し
まずは支払った金額です。
月掛金は2,000円なので、年間で24,000円支払っていました。
加入は2018年からなので、2025年8月時点では7年間で168,000円支払っていました。
受け取った金額は、
- 前回の手術・入院が5万円
- 今回の手術・入院で10万円
合計で15万円でした。
差額はそれほど大きくありませんが、約1.8万円の赤字です。
自分は社会人として働いている中では多少病気もするし手術もする方だと自認していたのですが、違ったようです。
これなら現金かインデックスで積み立てていた方がマシなので解約することにしました。
投資・保険・共済
株やインデックス投資を始めた後に、資産運用としてそれらで正しいのか?を把握するために、過去にFPの勉強をしたことがありました。
結論としては、インデックス投資で適切に運用できていれば、生命保険や共済は不要でした。
自分の持ち株やインデックス投資では、概ね年利8〜10%ほどで推移しています。
一方で、保険には月々支払う保険料の中に保険会社の取り分が含まれます。
共済にも保険に比べて安価ではあるものの、それでも運営コストが掛かります。
もちろんインデックス投資でも手数料は掛かりますが、適切に収支プラスで運用できるのであれば、積立投資にまわした方がよいというのが自分の結論です。
今後、入院・手術が増える怖れはないのか?
はっきり言ってありません。
「ほったらかし投資術」で有名な経済評論家・山崎元氏が入退院を繰り返した際でも、自己負担は少なかったと語っています。
山崎氏が入退院を繰り返した2カ月間の区切りで、治療費は235万円。しかし、入院では個室を選んだため、その分を除くと実費は75万円だったという。さらに健康保険組合が補填してくれたため、自己負担額は14万円だったそうだ。
がん保険はいらない……。経済評論家・山崎元氏が最後に説いた、4つのお金の使い方
自分もITS(関東ITソフトウェア 健康保険組合)に加入しているため、高額医療費として月額2万円を超えた分が払い戻しになります。
これならITSに加入している間は都民共済は不要です。
転職などでITSから抜けたときには改めて考えるかも。
これから
「ほったらかし投資術」を継続運用中で、一番長くほったらかしているiDeCo は7年で + 84.6%!
ということで生命共済は今後やらずにインデックス投資を続けます。