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AKG K701 のイヤホン端子をステレオミニプラグに換装

きっかけ

最近は骨伝導イヤホンやワイヤレスイヤホンを使う機会が多くなってきましたが、未だに音楽を聴くときなどにAKG K271 MKIIやAKG K701を使うことがあります。
ところが、AKG K271 MKIIは長年使ってきたせいか、ケーブルのプラグ付近が曲がってきてしまい、少し接触が悪くなることが増えてきました。

また、AKG K701はデザインが好みで気に入っているのですが、こちらは6.3mmステレオ標準プラグのケーブルとなっています。一般的な3.5mmステレオミニに変換するにはアダプタが必要なものの、アダプタを付けるとプラグ部分が長くなってしまうのが気になっていました。

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ミニプラグにすると無駄に長くて太くなってしまう……

そこで、今回は思い切って端子を換装してみることにしました。

AKG K271 MKIIのイヤホン端子を換装

まずはK271 MKIIから換装です。
このヘッドホンは着脱式ケーブルのため、失敗しても別のケーブルに交換してしまえばいいので練習には持って来いです。

まずは思い切ってプラグ部分をカットします。えい!

ケーブルの被覆を剥いでいきます。
ステレオミニプラグ 配線」などで検索すると、露出させるのは5mmが良いそうです。

ワイヤーストリッパーにはこちらを使いました。

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AWGより線28 あたりがちょうど良かったです。

換装するステレオミニプラグを用意します。
練習というのもあり、2個入りのものを購入しました。

実際に届いたプラグがこちら。
大事なポイントが1つあります。透明なチューブ(写真一番上)と黒いプラグボディを先にケーブルに通した上ではんだ付けをすることです。

チューブは、はんだ付けをした後に被せてはんだ付け部分を保護するものです。チューブを被せた上で黒いプラグボディを被せますが、ケーブル側からしか被せられないため、先にケーブルに通しておいてください。


はんだ付けは http://www.oyaide.com/diy/diy11.html の仕方がとても丁寧だったのでそちらを参考にしました。
はんだごては1,000円位のもので充分でした。

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テスターで通電チェックして問題なかったら完成です。

完成の図。
実際に繋いで聴いてみました。以前は時々聴こえなかったときがありましたが、問題なく聴けるようになっていました!

AKG K701 のイヤホン端子を換装

いよいよ本番です。
このヘッドホンは着脱式のケーブルではないので失敗できません。やるぞ!!

交換用のステレオミニプラグは、K701のデザインに寄せてオヤイデ製のシルバー & ゴールドのL字のものにしました。カッコいい!

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並べています。
上手くいったらスッキリしたプラグになるはず!

まずは思い切ってカットします。

これで後には戻れなくなりました。

被覆を剥いで、ミニプラグを並べます。
これもシルバーのプラグボディを先にケーブルに通しておきます。

さらに被覆を剥いで、ねじっておきます。
プラグ側の構造が前回と少し違いますが、やり方は大体同じです。

3箇所はんだ付けをして、テスターで通電チェックをしたらプラグボディを被せます。
今回は一発勝負でしたが、練習しておいたおかげで上手くいきました。
テスターでノイズチェックもしましたが、ノイズもないようです。

無事に完成!

元のステレオプラグ + ミニプラグアダプタと並べてみると、とても小さくなったことが分かります!
そしてカッコいい!

縦に並べてみました。
ステレオプラグ単体と比べても小さくて使いやすくなりました。

こちらも早速使ってみましたが、ノイズもなく良く聴けています。
みんなもぜひやってみてね!